今回は、有名(?)な西武の両運、モハ161を作ったので、軽く制作記みたいな感じです。実車は豊橋鉄道で1997年まで使われたので、乗った方もいらっしゃるかと思います。
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さーて今回は久しぶりに西武の電車ってことでモハ161と来た訳ですがこのモハ161は以前から作りたいと思っていた車両でして今回ようやく実現したという感じです。原因は金欠と資料不足もあるのですが、実は1年以上前に山下さんのブログ(現在リンク切れ)を拝見した時から存在自体は知っていたものの作るには及ばずって感じでして・・・笑
とまあ、今回は自分より前に作例があるので、それと同レベルに仕上げるのを目標にやってみました。そのためいつもより真面目ですw
いつもの通り台所の真鍮キットです。
こちら側の運転台には乗務員扉がないのですがこれは静鉄から譲渡された後1956年までクハとして使われた名残です。両運化時にこちらの乗務員扉は設置されなかったようです。ちなみにキットにはクハ時代を再現するための妻面パーツも入っています。
特徴的な中央扉もちゃんと再現されています。というのもこの扉は元々静岡鉄道時代は両開き扉で、戦時中、西武に来た時にステップ撤去やパンタグラフ化等と一緒に片開き扉に改造されたので少し変わった感じになっています。
さっさと箱にしていつも通りパテを盛ったり。今回は角もちゃんと削ります。
1回目のサフ吹き。ちょっと甘かったか。
削り、またサフ。
2回目でだいたい形は整ったので今回は配管や手すりをつけていきます。ただし窓間柱が細すぎるので片方の足は接着です。強度が心配ですが実際マスキングをはがすときに一度取れました。
パイピングも無難に済ませときます。
エアホースは工芸社のものを使用。ジャンパ栓は塗装後に付ける予定。
側面はこんなもんで。
尾灯はいつも通りアルモデルのをつけました。なんか国鉄クモハ11200みたいな雰囲気。あとは屋上ですね。
あ、反対側も。こっちはいかにも田舎電車って感じで面白いです。
ちょっと新しいカプラーを試してみようと思ったんですが面倒なので却下wここで供養しときます。そのうちなんかの車両につけるかも?
配管カバーとベンチレーターを付けて塗装準備。下地処理をします。
マスキング2時間コースだ!
これが2時間の成果と言われると微妙ですかね笑笑
まああんまり失敗もなく塗装終了。今回は屋根はダークグレーですが、じつはライトグレーで塗装後黒を少しずつ拭いてダークグレーにしています。あんまりムラは出なかったのでよかったです。マスキングの大失敗もなく順調にいった方かと。
ヘッドライトやエアホースその他諸々に色差しをして窓貼ったら動力入れたりします。動力は台所の15-105を使いました。
行先貼ったりパンタつけたりして・・・
完成です。今回は久しぶりに、いかにも戦前の電車って感じになったと思います。リベットがいい感じ。個人的には気に入ってますw
反対側。こっちは田舎っぽい感じです笑
豊橋鉄道に譲渡された姿の方が圧倒的に有名ですね。でもわざわざ西武時代を作るのは、自分が西武電車マニアだからですw
こんな感じで1両でのんびり走らせるのもいいですが、西武って感じがしないww田舎電車って感じ。ちなみに実車が走った西武園線の沿線は宮崎駿監督の映画となりのトトロの舞台として有名ですが、丁度映画の時代設定である1958年と、この電車の運用時期が重なるんですよね。トトロに出てくる風景を想像すればこの頃の西武線がどれだけ田舎か容易に想像がつくはずです。1両で足りちゃうくらいですからねw
ま、今回はこんなもんで。
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5/14追記
ドア下ステップの設置を行いました。
鉄コレの余剰ボディのクツズリから下を切り出してカットした感じです。
西武の社型はだいたいこの拡幅ステップがついているので案外必須アイテム…?
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おまけ。この前乗ったアルピコ交通00430。有名な東武顔のキュービックですね。かなり痛んでいる印象だったので早めに乗っておいた方がよろしいかと。
あと、善光寺白馬電気鉄道の3号トンネル。到達難易度は「中」くらい?
前回激薮で断念しましたが今回はそれを突破。崖を高巻きして念願の3号トンネル通り抜けをできたのですがその先でまた激薮で・・・あと今回はロープなどを持ってきてなかったので橋台に直接坑口が接続する4号トンネルには入れませんでした!再履修案件ですね。
じゃあ、またいつか。